2015年5月3日日曜日

三浦しをん「舟を編む」

*「名は体を表す」なんてことわざがあります。
「人名はしばしばその人の性質や実体を表している」
西鉄の黄金時代の中西太が典型だったと思う。
高木ブー なかやまきんに君 あご勇  芸名はあるわな ^_^)    ×    ×        













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三浦しをんの小説「舟を編む」(光文社文庫)を読む。

東京・神保町の出版社 玄武書房では中型辞書「大渡海」の刊行へ向け編集作業を始めていた。営業部員の馬蹄光也(まじめ・みつや)は、定年を間近に迫った辞書編集部の荒木に引き抜かれ辞書編集部に異動となった。馬蹄は持ち前の言葉への強い執着心と粘り強さで辞書編集者として才能を発揮して行く。

映画は観た。
石井裕也監督 / 馬蹄に松田龍平 / 香具矢に宮崎あおい /

映画の出来が良かったので期待して読んだ。
原作は予想通り面白い。

馬蹄は浮世離れしている。
名は体を表した「まじめ」男で笑える。

  謹啓
  吹く風に冬将軍の訪れ間近なるを感じる今日このごろですが、ますますご清栄のことと存じます。
香具矢に宛てたラブレターの書き出しに意表を突かれる思いがしたよ。

馬蹄も香具矢も、松本先生も荒木も
チャラい西岡も出てくる人物は相当に個性的だ。
でも変人たちに注ぐ三浦しをんさんの目線が優しい。
小説全編に漂うユーモアが心地よかった。

拙ブログ「三浦しをん」関連
瑛太×松田龍平「まほろ駅前便利軒」2014/10/18
「神去なあなあ日常」2014/06/12
「WOOD JOB!〜神去まあまあ日常」2014/05/23
「舟を編む」松田龍平 2014/02/13

2015年5月3日読了
読書の轍

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