2016年8月16日火曜日

五木寛之「玄冬の門」

*5歳の孫のカブトムシが死んだ。
「バナナをやったらまた食べるかな?」
死をまだよく理解していないようだが、
生命の尊さを少しでも感じてくれたら嬉しい。   ×     ×  





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五木寛之著「玄冬の門」(ベスト新書)を読む。

目  次
第1章  未曾有の時代をどう生きるか
第2章  「孤独死」のすすめ
第3章  趣味としての養生
第4章  私の生命観
第5章  玄冬の門をくぐれば

人生の時期を古代インドでは、
・学生期
・家住期
・林住期
・遊行期
中国には、
・青春
・朱夏
・白秋
・玄冬
という分け方があるそうだ。「玄冬」は4番目のステージ、インドでいえば「遊行期」に当たる。晩年をいかに覚悟を持って生きるか、どのように死ぬかを、五木寛之さんの考えをまとめている。「青春の門 筑豊篇」という著書があったが、その帰結かな。

死期を悟った老ゾウは群れから離れ死に場所に向かう__ガキのころ読んだ絵本にそんな話があった。孤独死の道を歩む。周囲に迷惑をかけない配慮がすごい。ゾウは賢い、自然の摂理をどうやって学ぶのか。もっともこの話って本当かどうか確認してないけどね f^_^;)。

生まれ出たときから死のカウントダウンが始まる。
アラ古稀には短かに感じられるテーマですな。

2016年8月14日読了
読書の轍

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