2017年1月7日土曜日

山崎貴×岡田准一「海賊とよばれた男」

*物語のモデルは出光興産創業者の出光佐三氏。旗揚げは門司でした。同じ北九州は小倉の同級生MHさんとLINEで繋がったのは昨年暮れだった。初交信の際「面白かった」と感想していたので、俄然観る気になった映画。やはり愉しめました ^_^)   ×    ×    



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岡田准一主演の映画「海賊とよばれた男」を観る。
山崎貴監督脚本 / 百田尚樹原作「海賊とよばれた男」 / 2016年 /

出  演
・岡田准一:国岡鐵造(国岡商店店主)
・綾瀬はるか;ユキ(先妻)
・吉岡秀隆;東雲忠司(国岡商店生え抜き)
・染谷将太:長谷部喜雄(同上)
・小林薫:甲賀治作(同上)
・野間口徹:柏井耕一(同上)
・鈴木亮平:武知甲太郎(GHQ通訳から社員へ)
・ピエール瀧:藤本壮平(海軍大佐から社員へ)
・堤真一:盛田辰郎(日章丸船長)
・國村隼:鳥川卓巳(石統の総裁)
・近藤正臣 / 光石研 / 浅野和之 / 黒木華 /

1945年(昭和20年)夏、焼け野原の東京。銀座の国岡館は戦火を逃れた。終戦から2日後、社員を集め、社長の国岡鐵造は「愚痴はやめよ。復興させよう。首切りはしない」と訓示する。その足で鐵造は石油統制配給会社を訪ね総裁の鳥川に石油を融通してほしいと懇願するが、相手にされなかった。鳥川と鐵造は戦前から関係が悪化していた。
社員を守ると誓った鐵造だが、扱う商品がないのだ。
悄然と帰宅した鐵造は書斎で創業時を回想する__1922年(大正11年)門司。石炭がエネルギーの主役だったころ、石油の時代を予見した27歳の鐵造は機械油を扱う「国岡商店を旗揚げした。しかし、同業者の嫌がらせで経営は行き詰まった。そんな折、漁船に灯油の代わりに軽油を売ること思いつく。軽油はだぶつき安値だった。同業者の縄張りのない海に小舟を出し軽油を売りまくり、仕事は軌道に乗った。いつしか鐵造を「海賊」と周呼ぶようになった。

完膚なきまでに敗れた日本復興の物語と言っていいだろう。百田尚樹原作×山崎貴監督×岡田准一主演のトリオが「永遠の0」以来3年ぶりに結成した。主人公国岡鐵造は出光興産の創業者 出光佐三をモデルにしている。

岡田准一の老け役が見事だ。黒澤明監督作品「生きものの記録」でみせた三船敏郎を彷彿とさせました。
「生きものの記録」1955   三船敏郎 志村喬 青山京子

「油を売る」は「無駄話をして仕事を怠ける」の意味だが、どうしてどうして石油稼業は大変なシロモノなんですな。

拙ブログ「岡田准一」関連
「永遠の0」 2013年 山崎貴監督 百田尚樹原作 岡田准一 井上真央 三浦春馬 2014/01/05
「図書館戦争」 2013年 佐藤信介監督 有川浩原作 岡田准一 榮倉奈々 2014/12/19
「蜩ノ記」 2014年 小泉堯史監督 葉室麟原作 役所広司 岡田准一 堀北真希 2014/10/09

横浜ブルグ13
2017年1月5日観鉠 #205
映劇の芸

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