2009年9月18日金曜日

愛犬は晴れの日に逝った

アルフィーに感情移入

 鳩山由紀夫首相が東京・田園調布の自宅で飼っていた愛犬アルフィーが、首相誕生直後の2009年9月16日夕に死んだ。衆院本会議の首相指名選挙の傍聴後、帰宅した幸(みゆき)夫人に看取られて息を引き取ったという。数日前から体調を崩していた。老衰。12歳だった。
 アルフィーはゴールデンレトリバーのオスで、旧民主党を結党した1996年に生まれた。官邸に引越し後も「ファーストドッグ」として一緒に暮らす予定だった。彼の死はすぐに首相に知らされたが、皇居での認証式、記者会見をこなした。
 それは「晴れ姿」を見届けるような死だった。
×  ×  ×
 犬にも飼い主の思いが伝わるのだろうか。結党から政権交代という悲願までの道程を、身近にいて観てきた愛犬が、首相指名を受けた直後に世を去った。偶然と言う人もいるだろうが、見えない糸に結ばれていたという気がするのだよね。
 我が家のポメラニアンも14歳8カ月と高齢です。目を耳も鼻も利かなくなりました。親の介護とは幸い無縁でしたが、犬の介護を覚悟しています。
 感情移入させられるニュースでした。

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