2010年10月15日金曜日

池波正太郎「真田太平記(七)」

人心掌握できぬ将・石田三成
 池波正太郎の「真田太平記(七)関ヶ原」(新潮文庫)を読む。

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 真田昌幸と幸村父子は徳川秀忠軍を上田城で迎え撃ち、謀略を駆使して釘付けにするなか、関ヶ原の決戦は始まった。
 将たる石田三成に人心掌握力、戦略眼がなく、西軍の士気がいっこう上がらない。一方、秀忠軍が戦の場に間に合わず、兵力は十分でない東軍の徳川家康は政治力を遣う。結果、東軍が勝利を収める。

 真田に仕える草の者は家康の暗殺を仕掛けるが、壺谷又五郎はじめ多数が死んでしまう。

 敗軍の将となった真田昌幸と幸村に、「腹を切らせる」つもりの家康を、信幸の岳父・本多忠勝がふたりの助命を嘆願する。

目次:第7巻関ヶ原
・家康西上
・長良川
・夜雨
・関ヶ原
・処断
2010年10月14日読了

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 2010年10月14日は忘れられない日となった。私事で恐縮だが、初孫(男児)が誕生した。祝酒が旨いこと、旨いこと(笑)。

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