2011年1月18日火曜日

凜とした鈴木保奈美の市:「江」

次回は「築山殿事件」が起る
 NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の第2回放送(1月16日)「父の仇」は、市役の鈴木保奈美の凜とした演技が印象に残った。
「おなごにはおなごの戦があります。女の戦とは生きること、今日ただ今を生きることでございます」

織田信長軍の前に小谷城が落ち浅井長政は自害し、市と茶々・初・江の三姉妹は、信長の弟・織田信包(のぶかね)の伊勢上野城に身を寄せる。天正7年(1579年)春、信長から伏見城への招待の手紙が届く。
 天主が雲を突くようにそびえる壮大な城に、三姉妹は目を見張る。
 父・長政の死の真相を初めて知った江は、父の命を奪った信長を許せず、深夜信長のもとを訪れる。
 茶々、初、そして市が寝床にいない江を探して、信長のもとへ。そこで、信長の対峙した市が、戦国に生きる女の気構えを語る。三姉妹は母の決意を知り、身を引き締めるのだった。

×  ×  ×

 江戸東京博物館でNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」と連動した特別展(1月2日~2月20日)が開催されています。本展の音声ガイドを務めているのが鈴木保奈美さんで、市の視点から信長、家康、秀吉らの人物解説をしています。ドラマに久びさ登場の保奈美さんですが、石橋貴明さんとの間に、市と同じように3人の娘さんがいるとか。

 第3回放送では、天正7年秋の「築山殿事件」が挿入されるそうです。徳川家康の正室・築山殿が信長の命により殺され、嫡男の信康が切腹した事件です。
 築山殿は今川義元の姪にあたり、信康は信長の娘・徳姫を正室に迎えています。
 築山殿は桶狭間の戦いで今川義元を破った信長を敵対視していて、信長と同盟を結んだ家康との仲も冷えていたといわれます。信長・家康に対抗すべく信康と武田勝頼を結びつけようと画策し、信長の知るところとなり、信長が家康に正室と嫡男の始末するように命じたとされるのだよね。天下取りへ妨げの芽を摘む。非情な決断ですな。

 さて「築山殿事件」、ドラマではどのように扱うのだろうか。史実とドラマ的な脚色の差異を楽しむのも一興です。

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