2011年10月6日木曜日

荻須高徳展:美術館えきKYOTO


パリとベネチア―対照的な2つの街に惹かれ描いた。
 文化勲章受章の洋画家、荻須高徳(おぎす・たかのり=1901年―1986年)の生誕110年を記念する「荻須高徳~憧れのパリ、煌めきのベネチア~」展(201198日~1010日)が、京都駅に隣接した美術館えきKYOTO(京都伊勢丹7階)で開かれている。
荻須は愛知県稲沢市生まれで、東京美術学校を経て25歳で渡仏し、第2次大戦で帰国を余儀なくされた一時期を除き、84歳で亡くなるまで画業60年の大半をパリで過ごした。生涯の居と定めたパリとしばしば訪れたベネチア――2つ古都の人々の生活や歴史を刻んだ街並みなどを描いた約80点が展示されている。



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 パリは薄曇りの光の中の肌寒い街、そしてベネチアは日差しが強い温暖な街。当方に表現力がなく、短絡的なイメージで捉えますが、対照的な2つの街だからこそ惹かれ、荻須高徳さんの描くモチーフがあったのだと、推測します。



京都の美博の館めぐり。フェルメールの京都市美術館を振り出しに、京都国立近代美術館「北村武資展」、白沙村荘橋本関雪記念館、美術館えきKYOTO「荻須高徳展」とハシゴしました。さらに平安神宮、清水寺、銀閣寺と観て回りましたぞ。持病の関係で長期はNG、1泊の小旅行しかできない身であることが残念ですが、充実した2日間でした。

今回で京都の旅は通算15回、2011年美博の館めぐりは30回となりました。

2011930日観覧




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