2016年4月23日土曜日

山中貞雄×原節子「河内山宗俊」

*熊本で避難所生活するストレスはいかばかりかと察する。
2016年早々から腰や頚の手術で入院生活42日間を経験した。
洗面トイレ、シャワー、ベッドに食事とイライラだらけ。
お前なんぞと一緒にするな___どうもスイマセン f^_^;)    ×    ×












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山中貞雄監督の映画「河内山宗俊」を観る。
脚本;三村伸太郎 /  1936年(昭和11年)/  

出  演
・河原崎長十郎:河内山宗俊
・中村翫右衛門:金子市之丞
・原節子:お浪
・山岸しず江 / 市川扇升 /
・加東大介(市川筵司)

甘酒屋を切り盛りする娘お浪は、弟の広太郎の非行に手を焼いていた。ある日、広太郎が侍の小柄を盗み、金に換え出入りの河内山宗俊の賭場に繰り出した。
この小柄が殿様伝来の由緒あるものときたから大騒ぎとなった。
河内山宗俊は居酒屋兼賭場を営む女将のヒモで居候。
金子市之丞はヤクザの用心棒。
原作:河竹黙阿弥「天衣粉上野初花(くもにまごううえののはつはな)」

伝説の女優はここに誕生した。
原節子の実質上の銀幕デビュー作。
時に彼女15歳でした。
漂う気品は『栴檀(せんだん)は双葉より芳し』ですな。

加東大介が市川筵司のクレジットで出ています。
歌舞伎の前進座に所属していて、当時26歳でした。
後にヒットした映画「大番」シリーズでは、
株の相場師ギューちゃん加東大介が憧れるマドンナが原節子でした。
「河内山宗俊」公開の21年後のことです。

中村翫右衛門(かんえもん)=三代目は梅之介の父で梅雀の祖父。

山中貞雄(やまなか・さだお)1909ー1938
京都生まれ。天才映画監督と謳われたが、28歳の若さで中国で病死。

拙ブログ「山中貞雄」「原節子」関連
「丹下左膳餘話 百万両の壺」2014/07/10

原節子あるがままに生きて 2010/11/18
「白痴」2015/12/03
「東京物語」2015/11/28
「秋日和」2015/04/26
「麦秋」2014/07/27
「晩春」2014/07/26

TV録画
2016年4月21日観映 #170
映劇の芸

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