2016年11月26日土曜日

フェデリコ・フェリーニ「道」

*長友佑都「アモーレ」と結婚へ→クラウディ・カルディナーレ「刑事」→イタリア映画→フェデリコ・フェリーニ「道」と連想リンクでたどり着いた。わかるかな? わからねえだろうなぁ〜松鶴家千とせか、お前は!    ×    ×      



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フェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画「道」を観る。
ニーノ・ロータ音楽 / 1954年 / 原題 : La Strada /

出  演
・アンソニー・クイン : ザンパノ
・ジュリエッタ・マシーナ : ジェルソミーナ
・リチャード・ベイスハート : 綱渡り芸人

オートバイで旅まわりをする大道芸人ザンパノは、芸の手伝いをする女が死んだため、女の家を訪ねた。家は貧乏で子だくさんだった。口減らしのため死んだ姉の代わりにジェルソミーナがわずかな金でザンパノに引き取られた。
ザンパノの芸は鎖を胸に巻きつけ胸筋で断ち切る見世物だった。粗暴な男だった。
ジェルソミーナは頭は弱いが心優しい少女だった。芸の飲み込みが遅いためザンパノに乱暴に扱われながら、旅から旅の生活を送っていた。

ヒロインのジェルソミーナ役のジュリエッタ・マシーナは決して美人ではないが、どこか惹きつけるものがある。ザンパノが綱渡り芸人を殴り殺したあと気がおかしなる。殺人を見たショックに純真な心が耐えられなくなる。そのジェルソミーナをザンパノは見捨てる。寝ている隙にオートバイで旅立つのだが、まだどこかに良心と後ろめたさが残っていて、彼女の脇にトランペットを置いていく。あの場面が印象に残った。

映画製作は1954年、日本公開は1957年だった。第2次世界大戦の敗戦国イタリアは、日本よりはまだましだが、貧しかったのだよね。淀川長治さんが言っていましたが、日本人が初めて観たイタリア映画とか。しかも映画史に残る名作だった。

昭和のころ映画監督の世界三大巨匠といえば、
・フェデリコ・フェリーニ(1920-1993)イタリア「道」「甘い生活」「サテリコン」「カサノバ」
・イングマール・ベルイマン(1918-2007) スウェーデン「野いちご」「叫びとささやき」「ファニーとアレクサンデル」
・黒澤明(1910-1998)日本「七人の侍」「生きる」「羅生門」「野良犬」
でしたな。

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2016年11月24日観映 #201
映劇の芸

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